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【翻訳記事】ICPの需要・供給中間レビュー

こんにちは。えいきち(@Eikichi_WLI)です。

 

ICPの価格考察に役立つKyle氏(@kylelangham)の記事第3段です。

今回は「Not-Quite-Mid-Year Review」を日本語翻訳しました。

 

ICのエコシステムの現在の状況やトークノミクスを知って、定量的にICPへ安心感を持てるようになり、今後が期待できる内容になっています。

 

なお、この記事を読む前に知っておいて欲しい記事があります。

ICPの暴落原因を解説したトークン設計記事や、気になる今後のICPの価格動向の分析記事(同じくKyleさんの翻訳)が前提知識として参考になると思うので、気になる方はどうぞ。

それではどうぞ。

 

背景

2022年の始め。

循環供給と複数の需要ドライバー(NFT/DeFi流動性プール、ICPトランザクション、NNS Staking、計算によるBurn)を評価する方法を書きました。

 

2022年、第2四半期が終わろうとしている6月(そしてインターネット・コンピュータの2年目が始まった!)、供給と需要の指標について、わかりやすい最新情報を提供するのが良いだろうと考えました。

 

【Supply】供給

Node Rewards

最初の5ヶ月で555kICPがmintされました(月平均111k ICP)。

mint時の総額は10.1M$ (月平均2M$) 。

 

補足

IC Network StatusのTotal Rewards(元データ)のTotal Rewardsグラフによると、

✓2022年1月:1,191,859 ICP

✓2022年6月:1,708,307 ICP

5ヶ月で516k ICP。

もう少し細かく計算されているようですが、ほぼ合致。

 

Governance Rewards

17.8M ICPがGovernance rewardsとして提供されました。

そのうち、6.3M ICPがミントされ、11.5M ICPがmaturityとしてそのまま残りました。

 

補足

これも、IC Network StatusのTotal Rewards(元データ)のTotal Rewardsグラフかと。

ミントされたのがDisbursed Rewardsで、ミントされずに残ったのがUndisbursed Rewards。

 

◎Disbursed Rewards

✓2022年1月: 6,517,325 ICP

✓2022年6月: 12,777,021 ICP

ミントされたのが6.3M ICP。

 

◎Undisbursed Rewards

✓2022年1月:21,202,631 ICP

✓2022年6月:33,146,767 ICP

ミントされずに残ったのが11.9M ICP

 

少しズレてますが、大筋には影響無い程度。

 

NNS Dissolving

最初の5ヶ月で合計26.8MICPがNNSから溶解しました(5.36M ICP/月)。

ゾーン2に入ると、この平均値は大幅に減少します(3.5M ICP/月)。

 

【Demand】需要

NFTs

2022年1~5月のNFTの取引量は960k ICP($17.8M)でした。

これは月平均でほぼ200KICP($3.6M)です。

12月の合計74k ICP($2M)、11月の合計82k ICP($3.8M)と比較すると、2022年のNFT流動性プールは2021年末に比べてICPベースで約2倍、米ドルベースで約40%増加しています。

 

DeFi

1月下旬のSonicの発売により、1月から5月の間に50k ICPがバーンされました。

そのほとんどはSonic発売後の3週間に発生したものです。

また、インターネットコンピュータでは、OrigynのOGYがSonicでローンチされ、初のメジャーなトークンのローンチが行われました。

 

補足

元データは、IC Network StatusのTotal ICP Burned

2022年1月で一気にBurnが増えているのが、Sonicのローンチ直後によるものです。

 

Computational Burn

計算燃焼は2022年に急速に回復し、米ドルベースで前月比約33%の増加を記録しました。

(ICP⇔サイクルの為替レートが計算燃焼に与える影響を否定するために、米ドルベースを使用)

 

もしICが前月比33%の計算燃焼を続けるなら、2023年の第2四半期末には、計算のために燃焼したICPがノード報酬のために鋳造されたICPを上回ると見られるかもしれません。

しかし、前月比の高い伸びを長期間維持することは困難であると予想されます。

6月9日時点で、6月は5月の総消費量を~$10k程度上回るペースです。

 

 

NNSのステーキング

2022年の最初の5ヶ月で約19.2M ICP(3.8M/月)がNNSにステーキングされました。

(これはあまり報道されないがかなり印象的な数字です)

そのステーキングのうち8.9M ICPが8年ニューロンにされています。

最近ゾーン2に入ったことを考えると、2022年後半にはNNSへのステーキングがNNSへのディゾルブより大きくなる可能性があります。

 

補足

元データはIC Network StatusのNurons

DissolveDelayとAgeから算出できると思います。

(csvでダウンロードできるところがあるのかな?)

 

まとめ

楽しみなマイルストーンがいくつかあります。

ICの1年目の進捗を考えると、このマイルストーンが着実に近づいるように思います。

 

近い未来

NNSポジティブ

これは、NNSへステーキングされるICPが、NNSから解消されるICPより大きいこと。

上記で述べたように、これは今年末までに発生する可能性が高い。

すでの、現在このマイルストーンに達している可能性もある。

ICP価格の低下は、より多くのICPがステーキングされるのに有益で、トークノミクスでは、NNSからの溶解は以前よりはるかに少ない。

 

運用効率(oe) >= 1 

運用効率、つまり、基本的にComputational BurnされたICPを、ノード報酬のために排出されたICPで割った値は、ICエコシステムがノードプロバイダの成長を上回っているか、ICPトークンが運用面からデフレであるか(oe>1)どうかを判断するのに最適な指標の1つです。

上述したように、ICPの計算燃焼が前月比33%増加した場合、2023年の半ばにこのマイルストーンに到達することになります。

しかし、成長指標のばらつきを考慮すると、このマイルストーンの日付は大きく動く可能性がある。

 

長期的な展望

ICP完全デフレ

このマイルストーンは、Computational BurnされたICPが、ガバナンス報酬とノード報酬のために排出されたICPを上回ったときに発生します。

ガバナンスの報酬として毎月3.5M ICPが提供されていることを考えると、このマイルストーンはおそらく何年も先のことで、早くても2024年頃になるでしょう。

 

循環供給デフレ

これは、上記の需要が供給を上回ったときに発生します。

この指標はNFTおよびDeFi市場におけるICP流動性プールを考慮するため、実際にはICP完全デフレのマイルストーンより先に発生することになる。

ICPの循環供給に対するデフレ圧力はICPの価格を著しく上昇させるため、投資の観点から重要な指標である。

 

一言コメント

見事に暴落局面ですが、当然のようにICP民はワイワイしていますね。

僕も、どうせいつか上がると思っているので、価格推移を見るのを止めましたw

 

この記事で、運用効率の基本データとなるComputational Burnの値の出どころがまだつかめていないのですが、重要なのでちゃんと押さえておこうと思います。

Computational Burnはcanisterでのcycle燃焼と推測していますが、どこからデータを取得できるのか、ご存知なら教えて欲しいです!

 

それでは、また!

※本記事は投資助言ではありません。投資はご自身の責任でご判断ください。







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