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【翻訳記事】需要・供給とICP価格

こんにちは。えいきち(@Eikichi_WLI)です。 

 

今回は、ICPのトークン価格考察に役立つKyleさん(@kylelangham)の記事「Supply-Demand and ICP’s Price」を日本語翻訳しました。

直訳するとわかりづらい箇所については、日本語に合う文章へ微修正しています。

 

なお、本人へ記事を翻訳することを伝えて了承を頂いていますので、「面白い!」と感じた記事を今後もピックアップしつつ翻訳していこうと考えています。

それでは、どうぞ。

 

背景

これまでICPの需要と供給について何度か記事を書いてきました。

そろそろ、まとめてICPの将来性について議論したいと思います。

ICPの手数料(トランザクション手数料のこと)計算(サイクルチャージのこと)流動性プールstakingの需要と供給に関する私の記事を読んで、記憶を辿ってみてください。

 

なお、この記事を読み進めるにあたって、覚えて欲しいことがあります。

ICP価格分析には、”総供給と総需要”よりも”新規供給と新規需要”が重要である、ということです。

 

現在の状況

以下の表は、過去4ヶ月の需給関係を示しています。

 

10月21日から1月22日の大きなICPの流れとしては、供給側ではニューロンの溶解(Dissolved Neurons)、需要側ではNNS Stakingがありました。

“Spawnned Neurons” と”Liquidity – NFT Market”については、この記事の最後にいくつかの仮説を立てました。

 

今後の展望

ここ数ヶ月間のIPC分析については、ほぼすべてのことを上記リンク先に示しました。

そして、未来を見据えるともっと面白くなってきます。

 

供給分析の記事(特に次図参照)のとおり、供給面では、2022年の前半に多くのICPがNNSから溶解(グラフのオレンジ色参照)しているため、現在は厳しい状況にあることがお分かりいただけると思います。

しかし、2022年5月から新規供給が減り、2024年まで減り続け、ほぼ0になります。



Supply Analysis より抜粋

 

以下表は、今後3年間がどうなるかの私の予測です。

2022年は四半期別、2023年と2024年は年別に示しています。

中期的な供給は比較的予測しやすいので、総供給数は±10%以内の精度になると確信しています。

 

 

一方、需要面では、不確定要素が多く予測が非常に難しい。

しかし、次の考えに基づいて、いくつかの予測をしてみました。

 

✓DeFiは今後36ヶ月で大きく成長する

✓NFTの総市場は月10%程度の成長を続ける

✓NNSのステーキングは、過去のトレンドとほぼ同じ(ICPの価格上昇により若干減少するかもしれない)

 

以下表は、今後3年間の需要の推移を予測したものです。

自信の度合いとしては、1桁くらいずれているかもしれませんね。

 

 

この予測をする際に、ICPへの強気な信念を捨てようとしました。

そのため、どちらかと言えば、DeFiの流動性の可能性を控えめに予測したのではないかと恐れています。

 

最も重要視しているポイントは、ICPの新規需要は今後3年間で飛躍的に伸びると予想していること。

新規供給が減少し、ICPの中期的な価格上昇を期待するのが妥当でしょう。

上記の予想が正しければ、2024年末にはICPが(流通量的に)デフレになる可能性があります。

 

これまでのところ、ICPの価格は、ICPの新たな需要/供給に実によく追従しています。

需要/供給とICP価格についてシンプルな考え方を適用すると、次表のように予測できます。

(注:市場価格を予測すること以上に愚かなことは、誰かの予測に基づいて投資判断をすることです。)

 

 

私は、新規需要/供給の変化と価格の非線形な関係性、特にアップサイドの関係を強調したいので、このような価格予測としています。

繰り返しになりますが、2025年に向けて新規供給は減少し続け、新規需要は増加し続けると考えるのが妥当でしょう。

2025年はICPを所有するには素晴らしいタイミングになりそうですね。

 

次どのような記事を書いていくか

上記の数字を基本予想とし、今後必要に応じて調整していく予定です。

また、価格モデルについても、より多くの価格履歴データを構築しながら調整していくつもりです。

このニュースレターで時々更新をお知らせしますので、ぜひご購読ください。

 

また、より頻繁に、より詳細な更新を行うために、有料購読を提供することも考えていますが、まだ確約はしていません。

有料購読についてご意見があれば、@kylelangham (Twitter) または @kyle_l (Distrikt) までお知らせください。

 

一言コメント

以下は、えいきちの一言コメントです。

これらの分析元となっている一次情報は主に次の2つです。

 

一次情報入手先

IC Network Status

ic.rocks (2022年02月現在、なぜかページが正常に開かないですが、、、)

 

細かいところを見ていくと、僕はまだ理解できていないことの方が圧倒的に多いです。

しかし、今後は記事を翻訳しつつ、一つずつ一次情報に触れながら理解することで、分析について深堀りできればと考えています。

 

ICPの分析は、(今売る気は一切ないけども)ICPを売る然るべきタイミングの考察、NNSへのStaking期間の考察、NFTの価格設計の考察等へつながります。

Kyleさんの翻訳記事をわかりやすく提供しつつ、自らトークン設計をじっくりと学ぶ機会にします。

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

 

※本記事は投資助言ではありません。投資はご自身の責任でご判断ください。







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