こんにちは。えいきち(@Eikichi_WLI)です。
イーサリアムって、ビットコインと並んで有名な仮想通貨ですよね。
「で、実際どのくらいすごい価値があるの?」って思ったことありませんか?
今回は、イーサリアムの時価総額をテーマに、イーサリアムの時価総額を詳しく解説し、ビットコインとの比較、日本企業の比較についても触れます。
イーサリアムの将来性や投資のヒントを知りたい方は、ぜひご一読ください。
目次
イーサリアムの時価総額の現状
時価総額ってそもそも何?
「時価総額」ってニュースなどでよく聞くけど、ご存知でしょうか?
簡単に言うと、「ある会社の全株を今の値段で買ったら、いくらになるか」を表したものです。
仮想通貨も考え方は同じで、仮想通貨の時価総額は、発行されている仮想通貨の総量とその時の価格を掛け合わせたものとなります。
仮想通貨に関しても、株式市場のように仮想通貨の市場における価値がわかりやすく比較できるんです。
現在の時価総額とその推移
2024年6月現在、イーサリアムの時価総額は約70兆円です!
イーサリアムの時価総額の推移は時期によって変動しますが、長期的に見ると、価格が上がっていることから、イーサリアムの時価総額は増加傾向にあります。
特に2024年は、2024年5月のETF承認など、仮想通貨市場にとって良いニュースが多く、イーサリアムの時価総額はかなり伸びているんです。
- 2024年1月:ビットコインETF承認
- 2024年4月:ビットコイン半減期
- 2024年5月:イーサリアムETF承認
イーサリアムとビットコインの時価総額比較
イーサリアムとビットコインの違い
ビットコインとイーサリアムは、どちらも仮想通貨ですが、目的な機能が異なります。
- ビットコイン → 価値の保存と流通
- イーサリアム → 分散型プラットフォーム
ビットコインは、主に価値の保存手段として設計され、デジタルゴールドと呼ばれることも。
一方、イーサリアムはスマートコントラクトという技術を使い、分散型アプリケーション(DApps)の基盤となるプラットフォームとして開発されました。
「仮想通貨」って単なる通貨としてしかイメージが無いかもしれません。
ですが、実はイーサリアムは単なる仮想通貨ではなくプラットフォームです。
プラットフォームは、インターネットの再発明を目指した革新的な技術となっているんです。
特定の条件が満たされると自動的に実行されるプログラムのこと。自動販売機のように、「ボタンを押せば、商品が自動的に出てくる」という約束を、人を介さずに自動的に実行してくれる。
特定の会社・企業が作るのでは無く、みんなで協力して作るアプリのこと
イーサリアムとビットコインの時価総額比較
時価総額においても、ビットコインとイーサリアムには顕著な違いがあります。
項目 | イーサリアム | ビットコイン |
---|---|---|
時価総額 | 約70兆円 | 約200兆円 |
仮想通貨時価総額ランキング | 2位 | 1位 |
仮想通貨時価総額全体に 占める割合 | 17% | 54% |
ビットコインがイーサリアムより時価総額は大きく、仮想通貨全体の約半分を占めています。
イーサリアムもそれに次ぐ規模ですが、ビットコインと比べると約3分の1程度です。
ビットコインの方が歴史が長く、投資家からの支持も厚いことが要因の一つだと思います。
しかし、イーサリアムもその技術革新と様々な用途の広がりによって、着実に市場での存在感を高めているのです。
イーサリアムの時価総額はトヨタ級!?
イーサリアムと日本企業の比較
項目 | イーサリアム | トヨタ | ソフトバンク |
---|---|---|---|
時価総額 | 約70兆円 | 50兆円 | 14兆円 |
これを見て驚いたかもしれませんが、イーサリアムの時価総額は日本の大手企業と比較しても遜色無いどころか、むしろ高いです。
例えば、2024年6月時点でのイーサリアムの時価総額は約70兆円。
既に日本のトップ企業であるトヨタ自動車やソフトバンクの時価総額を追い抜いています。
イーサリアムがいかに巨大な市場であるかわかりますよね。
海外のTOP企業によるイーサリアムのプラットフォーム活用も進んでいます!
イーサリアムの日本企業の活用事例
イーサリアムはプラットフォームなので、僕たちユーザーの知らないところで、日本企業の活用事例も多くなってきています。
- 博報堂と日本航空によるNFT活用の実証実験、
- 株式会社Progmat(三菱UFJ信託銀行、NTTデータ、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行ら合計8社により設立された会社)のデジタルアセット市場のインフラ構築事業
名だたる大手企業がイーサリアム活用に向けて実証テストを進めています。
今後、イーサリアムの基盤がアップデートされ使いやすいように進化すると、世の中のサービスの基盤としてイーサリアムがどんどん使われていくのだと期待しています。
様々な企業がイーサリアムの可能性に注目しているんですね!
イーサリアムの時価総額の確認方法
CoinMarketCapでの確認
イーサリアムの時価総額は、時価総額の最新情報をリアルタイムで確認可能なサイトCoinMarketCapで簡単に確認できます。
イーサリアム以外の銘柄も好きな銘柄があれば、右上の検索窓から検索して確認できます。
個別銘柄の価格推移を追いかけるのも便利ですが、時価総額TOP100で並んでいるので仮想通貨で人気な銘柄をザッっと確認するのにも便利です!
他サイトでの確認
イーサリアムの時価総額を確認する手段は、CoinMarketCap以外にもいくつかあります。
アプリで使いやすいのが、価格推移、チャート、時価総額など確認できるコイン相場がオススメです。
「コイン相場」は無料で使えて、お気に入りのコインを選んで価格推移をウォッチできます。
手順を調べずとも感覚的に使えますし、日本の取引所で扱っていない仮想通貨銘柄も多いです。
なので、ちょっと価格動向を知りたい方から、定期的にしっかりとウォッチしていきたい方まで、万人にオススメのアプリです。
こんなふうに、価格と前日比を一覧で確認できて便利ですよ!
まとめ
イーサリアムはスマートコントラクトという技術を使い、分散型アプリケーション(DApps)の基盤となるプラットフォームとして開発されました。
時価総額ではビットコインに次いで第2位に位置し、日本のトヨタやソフトバンクに匹敵するというか、むしろ超えている規模になってきています。
日本企業もイーサリアムの技術を積極的に採用しており、その活用例は増え続けると予想されます。
短期的には価格が下がることはあるにせよ、年単位の長期的に考えた場合にイーサリアムの将来性は2024年6月時点で面白い局面だと思っています。
イーサリアムは定期的に基盤としてアップデートされていますので、その技術革新と市場動向について、今後も注目していきたいと思います。
時価総額 = 供給量 × 市場価格