こんにちは。
えいきち(@Eikichi_WLI)です。
仮想通貨投資の安全性を高めるためには、2要素認証アプリGoogle Authenticatorの使いこなしが重要です。
どんな小さな金額でも詐欺に合うのは嫌だと思います。フィッシング詐欺などによる乗っ取りを防ぐために、早めに2要素認証は登録しておくと良いでしょう。
この記事では、Google Authenticatorの概要、設定方法、使い方、超重要バックアップまで、使い方の完全ガイドとして紹介します。
簡単で強力なセキュリティを手に入れていきましょう!
目次
Google Authenticatorとは
アプリ概要
Goole Authenticatorは、Googleが提供する2要素認証アプリです。
仮想通貨取引所の2要素認証や様々なSNSの2要素認証で必ずと言っても過言ではないほど、使用されまくっているアプリです。
スマホ上で生成される一時的なコードを入力し、アカウントのセキュリティを強力にすることができるツールです。
2要素認証と2段階認証の違いとは
まず、認証の3要素には次のような、知識要素、所有要素、生体要素の3つあります。
そして、2つの異なる要素を繰り返すものが2要素認証。同じ要素を繰り返すのが2段階認証です。
Goole Authenticatorのメリット
Google Authenticatorのメリットは、仮想通貨取引所であれば不正ログインを防止できるのはもちろんのこと、不正送金を防止できます。
万が一、取引所のログイン・パスワードを知られてしまったとしても、その情報だけではログインを防げますので、フィッシング詐欺にも効果があるのが安心です。
さらには、Google Authenticatorは国内取引所など2要素認証には幅広く使用されているため、「これさえ入れておけば大丈夫!」という感じです。
Coincheck、bitbank、bitFlyer、SBI VCトレードなど、国内主要取引所ではどれもGoogle Authenticatorに対応しています!
Google Authenticatorの設定方法
具体的に、Google Authenticatorの設定方法を説明します。
まずは、アプリをダウンロード。
設定したいサービスのセキュリティ設定ページへアクセス。
2要素認証の設定を選択し、アプリを開き右下のプラスマークをタップ。
次に、QWコードをスキャンをタップ。
画面のQRコードをスキャンし、Google Authenticator上で生成されるコードを入力すれば設定完了です。
Google Authenticatorの使用方法
次にGoogle Authenticatorの使用方法についてです。
シンプルで感覚的に操作できます。
ログインや送金時にGoogle Authenticatorの入力が求められれば、アプリを開いて、1分毎で生成されるワンタイム生成コードを確認して入力するだけ。
画像はSVI VCトレードの例。超簡単です!
【超重要】Google Authenticatorのバックアップ
この記事で最もお伝えしたかったのがこの項目。
Google Authenticatorのバックアップについてです。
Google Authenticatorを入れているスマホをどこかで紛失した、破損した。機種変更の場合にGoogle Authenticatorのデータを移し忘れた。
かなりあり得ますし、この場合にGoogle Authenticatoraのバックアップ対策を取っていないと2要素認証が実施できなくなり、ログインできなくなってしまいます。
ですのでバックアップは必ず最初に押さえておきましょう。
方法は2つありお好きな方を採用ください。
Googleクラウドとの同期を使用してアカウントにコードを保存する
最も便利なのは、Googleクラウドとの同期を使用してアカウントにコードを保存させておく方法です。
アプリを開き、画面の右上をタップ
Googleアカウントを追加し、「このアカウントへのコードの保存を開始しますか」で許可。
以上、これで設定完了です。
この方法は2023年にリリースされたばかりの手法です。Googleアカウント自体のセキュリティについても、用心深く2要素認証にしておくのが無難かと思います!
定期的に他タブレット端末などへ移行処理を行う
もう一つは定期的にタブレット端末などへ移行処理を行っておく方法です。
まずはアプリを開いて、左上の三本線をタップ。
次に、アカウントを移行をタップ。
続行、エクスポートをタップすれば二次元コードが出現します。
あとは、上記「Google Authenticatorの設定方法」で説明したとおり、タブレット端末などでGoogle Authenticatorのアプリをダウンロードして初期設定すれば完了です。
本方法は現時点での移行のため、将来的なデータをバックアップできていません。バックアップとして使用する場合は、定期的にこの作業を行っておきましょう!
最後に
今回は暗号資産の取引にもはや必須とも言えるGoogle Authenticatorについて紹介しました。
暗号資産はTwitterなどでアピールしていると、詐欺やハッキングで狙われるケースも多い印象を受けます。
設定自体はシンプルなので、早めに是非活用してみてください。
実行頂いたことは、セキュリティ強化の基礎力として必ずお役に立つと思います。
ではまた!
2段階認証より2要素認証の方が安全性は高いですね!